妊娠中の卵巣のう腫の手術

妊娠中に手術することはできるの?

妊娠すると受けるのが妊婦健診ですが、この妊婦健診で、卵巣のう腫が見つかる場合があります。

 

卵巣のう腫とは、卵巣のどちらか、あるいは両方の卵巣が肥大化し、大きなこぶ状になる病気です。

 

卵巣は「沈黙の臓器」といわれており、卵巣のう腫が体内でできていても、その初期段階ではほとんど自覚症状はありません。

 

そのため、外から見ただけで卵巣のう腫を発見することは不可能といえます。
逆に、外から目視できるほど大きくなっている場合は、
かなり卵巣のう腫が進行した状態といえます。

 

妊娠中の卵巣のう腫となれば、かなり不安に思うことでしょう。

 

ただ、この卵巣のう腫のほとんどは良性の腫瘍のため、
ガン化することはかなり稀なケースといわれています。

 

しかし、放置していて治るものでもありませんので、
妊娠中であっても卵巣のう腫の治療はしなければなりません。

 

卵巣のう腫の治療には、基本的に手術を行うことになります。

 

妊娠中の卵巣のう腫の手術については、卵巣をすべて取り除くのではなく、
腫瘍部分だけを切りとることを原則
としています。

 

また、卵巣は左右2個ありますので、片方を摘出しても、
もう片方が正常であれば排卵ができるため、再度妊娠することもできます

 

妊娠中の手術で片側の卵巣を取り除いたとしても、妊娠は無事に進行します。

 

妊娠中の卵巣のう腫の手術の場合は、おおむね妊娠4か月ごろに行うのが
最適な時期
といわれています。

 

この時期であれば、胎児の体も作られているため、妊婦への麻酔や注射の影響もなく、
流産する危険も少ない
といえます。

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